こんにちは canon です
子どもの宿題に奮闘している毎日が続いています
そんな中、出会ったのが動機付けの考え方でした
内発的動機付けと外発的動機付け
親側もしっかり理解し対応していく必要があります
内発的動機付け
簡単に言うと体の内側から湧き上がる好奇心による力です
子どもたちの知的好奇心をくすぐって、
「なんで?」「どうして?」
を一緒に楽しみましょう
最終的に内発的動機付けが最重要になります
そのためには、
しっかり子どもを観察し、
成長や変化を具体的に褒める
ことです
具体的に過去の自分と比較し、
変化している部分をほめることで
子どもの達成感を刺激し、
「次も頑張ろう」という意欲につながり、
自分で勉強しようと意欲がわいてきます
さらに、自己成長が感じられ、
意欲につながり…
と良いスパイラルに入っていきます
「すごいね」「上手だね」
という単純なほめ方は
後述する
外発的動機付けを高めるほめ方になります
外発的動機付け
簡単に言うとやりたくないのにつづけている仕事のようなものです
「生活のために仕方なく仕事を続けている」
なんて方は多いのかもしれません
給料がもらえるから仕事をしているだけで、
給料がもらえないなら、
こんな仕事速攻で辞めてやるぜ‼
っていう状態です
報酬があるか、
その報酬が価値のあるものか
に係ってきます
「おやつがもらえるから」
「ゲームを買ってもらえるから」
「親に褒めてもらえるから」
勉強をやる
というのが外発的動機付けによって勉強をしている状態です
外発的動機付けは十分注意する必要があります
「あまり大きなご褒美によって、小さなご褒美の効果が弱くなる」
「ご褒美がないと何もしなくなる」
等の良くない副作用があります
うまく学習に導くために
以上の説明の通り、
外発的動機付けを使いながら、
内発的動機付けを高めることが重要になってきますが、
そこで、
マズローの欲求段階説
というのがあります
マズローさんは
欲求は5段階、
1段階 生理的欲求:食べる・寝るなど本能的欲求
2段階 安全欲求:身の危険から脱したい欲求
3段階 社会的欲求:家族・友人など社会集団に受け入れられたい欲求
4段階 承認欲求:他者から認めてほしい欲求
5段階 自己実現欲求
に分かれており、
一段満たされるごとに次の欲求が芽生えるとしています
1-3段が外的要因
4-5段が内的要因
です
社会的に受け入れられた上で、
自分で決めたことを自分で行い、
他者に認めてもらうことができれば、
自己実現に向けて努力する人間になっていける
ということです
学習については自己実現に向けての行動であるので、
下位の欲求を満たす必要があります
環境を整えたり、
本人を認めてあげる言動をすしたうえで、
内発的動機付けを高めることで、
子どもたちの自己実現に向けての活動を支えることができる
ということです
動機づけとマズローの欲求段階説を意識して、
勉強に取り組んでもらえるように
アプローチしていきます
経過報告があれば随時やっていきますね
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